VW I.D. Crozz II 2020年発売予定のクロスオーバーEVがお色直し

公開 : 2017.09.13 19:10  更新 : 2017.12.14 12:40

上海での初登場時からわずかにデザインを変えたクロスオーバーEVのI.D. Crozz II。フォルクスワーゲンは、これを2020年に市販する予定です。

もくじ

2025年には年100万台のEVを販売予定
フロントの光り物関係をモディファイ
I.D. 次なる一手は大型サルーン
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2025年には年100万台のEVを販売予定

フランクフルトでお目見えしたフォルクスワーゲンのコンセプトカー、I.D.クロスは、2020年の市販化が計画されている。この背の高いクロスオーバーは、フォルクスワーゲンがEV攻勢をかけるべく立案した計画である「ストラテジー2025」の一翼を担うモデルだ。

最初に同名のコンセプトカーが披露されたのは、今年4月の上海モーターショー。今回はそれに対し、フロント周りのデザインに変更が加えられた。フォルクスワーゲンのブランドCEOであるハーバート・ディエスによれば、初期コンセプトより市販バージョンに近いスタイリングが盛り込まれているという。

「2020年にはすでに、年10万台規模のEV販売を記録していることを目指しています。しかし、それははじまりに過ぎません。2025年までには、年間販売をその10倍の100万台まで増加させているかもしれません」と、ディエスのプランは強気だ。

彼らはすでにハッチバックのI.D.と、ワーゲンバスの再来を思わせるI.D. Buzzを公開しており、これらも量産化される予定だ。ディエス曰く、新たなEVのラインナップは、既存の内燃エンジンやハイブリッドと併売する計画だという。

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