BMW、より上流志向へ デザイナーとマーケターが見据える未来とは?

公開 : 2017.10.22 08:10  更新 : 2017.12.14 12:31

BMWはデザイン哲学を一新し、新しい香りをまとったラグジュアリー・モデルで上流市場へとシフトしつつあります。現場は今、何を見据えているのでしょう?

text:Richard Bremner(リチャード・ブレムナー)

もくじ

BMWが体現する「新世界」
BMW、上流移行を目指す
具体的に何がどう変わる?
BMWが描く「未来車」

BMWが体現する「新世界」

バイエルン・モーター・ヴェルケ。BMWをフルネームで書き、(おなじみの青と白のプロペラマークの代わりに)黒と銀のバッジと使う。フランクフルト・モーターショーでBMWが用いた手法だ。

新しいデザイン言語はクルマのインテリアとエクステリア双方にも表れている。このブランドはさらに上流のマーケットに向かおうとしているのだ。

iブランドの電気自動車や新設計のラグジュアリー・モデルで、BMWは新たな自己表現をしつつある。印刷物やTV、webでも自社の名前をフルスペルで表記するようになってきた。

ことしのフランクフルト・モーターショーでは、7シリーズ・サルーン(フロアマットが木でできたヨットみたいな冒険家スペシャル・バージョン)の展示の上に、この新しいサイネージがに飾られていた。

また、端正な8シリーズ・コンセプトや、ちょっと大味のX7、それにキドニー・グリルとびっくりさせるようなプロポーションを持ったiビジョン・ダイナミックス・サルーンも出展されていた。

実際、この3種類のコンセプトカーのグリルは、形状、テクスチャ、プロポーションなどが大きく異なっており、BMWの「針路の変更」を反映している。

BMWのアイコンの変更よりもずっと重要な針路の変更とは何か、商品管理やデザインのチーフは次のように説明する。

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