マツダ、2013年に過去5年で初めての利益獲得

公開 : 2013.01.30 13:50  更新 : 2017.06.01 01:45

マツダ・ヨーロッパのCOO、フィル・ウェアリングによれば、マツダは2013年に過去5年で初めて利益を獲得することになるという。その転換の鍵はCX-5の成功だ。日本で予測した4倍の売上を見せ、マツダ6についてもウェイティング・リストには長蛇の列ができているという。

両車共に、マツダのSkyAcitvテクノロジーを特徴としたクルマで、高効率だけでなく、エミッションにも、ボディ重量の削減にも優れたモデルである。その結果、過去のクルマから買い換えても、充分にペイするだけの価値のあるクルマとなっている。

「われわれは1年に付き10億ユーロ(1220億円)の赤字を見ていた。しかし、今期、2億5000万ユーロ(305億円)の黒字へ転換する予想だ。それはわれわれのSkyAcitvテクノロジーに対する投資が正しかったことを表している。」

マツダは、今後も新車マーケットにおいて攻勢をかける予定だ。マツダ3が今年後半にデビューすることになる。また、次世代のMX-5コンセプトは、今年11月の東京モーターショーで発表されることになる。

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