ランボルギーニ、マサチューセッツ工科大学とタッグ 5つの技術で描く未来とは?

公開 : 2017.11.10 18:25

蓄電システム

5年前から始まった、V12アヴェンタドールへの低電圧スーパーキャパシタ搭載の流れに沿ったもの。

次に目指すべきは、高出力と運動エネルギー回生を実現しながらも、クルマの耐用年数期間内の経年と充放電サイクルからの影響を極小に抑え、電力の放出と回収を行える蓄電システムの開発だった。

このため、ディンカ教授とのコラボレーションでは、スーパーキャパシタの持つ高出力、電力の放出と回収、長寿命を維持しながら、今日のテクノロジーの限界を克服して従来のバッテリーのエネルギー密度との差を縮めることを目指す。

推進装置

蓄電システムはパフォーマンスとも連携している。インホイールの電動駆動装置は4輪駆動への固い決意を示す一方で、電気モーターの高トルク、可逆性、配線を通した電力供給という利点ももたらす。

電気モーターをホイールに組み込むことによって、車両デザインや空力設計の自由度も高めることができる。

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