ベントレー初の完全電動SUV『トルカル』 ドライブ体験を統合的に制御する『キュレーションエンジン』を搭載

公開 : 2026.08.11 17:05

9月23日にロンドンでの初披露が予定されている、ベントレー初のEV『トルカル』に搭載されるという、統合的なドライブモード『キュレーションエンジン』が発表されました。新たなラグジュアリーの価値を提案するそうです。

新たなラグジュアリーの価値:キュレーションエンジン

ベントレーは8月6日、同社初の完全電気自動車となるアーバンラグジュアリーSUV『トルカル(Torcal)』に搭載される『キュレーションエンジン』の存在を発表した。

従来、素材やクラフトマンシップ、そして快適性によって定義されてきた『ラグジュアリー』に、トルカルは『キュレーションエンジン』の搭載により、新たな価値をもたらすという。

ベントレー・トルカル、『キュレーションエンジン』のイメージ画像。
ベントレー・トルカル、『キュレーションエンジン』のイメージ画像。    ベントレー

従来の車内カスタマイズが各機能の個別調整にとどまっていたのに対し、『キュレーションエンジン』は、キャビン全体の雰囲気を統合的に制御するものであるという。

それは『感覚神経科学(Sensory Neuroscience)』の知見に基づいて設計されており、『照明』、『サウンド』、『空調』、『空気環境』、『デジタルインフォメーション』などの要素を密接に調和させる。

そうして乗員を取り巻く感覚的環境をインテリジェントに統合・制御することにより単なる快適性を超え、心身のバランスやウェルビーイングを重視した、新たな移動体験とラグジュアリーを提示するという。

4つの体験をもたらすモード

『キュレーションエンジン』には『ベントレー』、『スポーツ』、『コンフォート』、『リフレッシュ』の4つのモードが用意されており、その時々の気分やシーン、心身の状態に応じた体験が提供されるという。

4つのモードはトルカルのキャビン中央部に配された、ジュエリーのような操作部によって選択されるという。

ベントレー・トルカル、『キュレーションエンジン』操作部。
ベントレー・トルカル、『キュレーションエンジン』操作部。    ベントレー

『ベントレーモード』は車両の標準設定であり、ベントレーらしさを最もジュンスに体現する。

ベントレーが100年以上にわたって培ってきた、スポーツカーの魂を宿したグランドツアラーとして、洗練された上質な空間でありながら、ドライバーとの一体感を感じられる体験を提供する。

『コンフォートモード』は、不要な刺激を抑え、心身をリラックスへと誘う。

照明はより穏やかで、車内は落ち着いた雰囲気に包まれた、時間の流れまでがゆったりと感じられる空間を演出する。

加えて、『デジタルデトックス機能』を選択すれば、表示される情報量を抑え、支線や意識をスクリーンから解放することも可能となる。

ドライバーとクルマとの対話をより鮮明に

『スポーツモード』は、感覚を研ぎ澄ませ、ドライバーとクルマとの対話をより鮮明なものへと高める。

サウンドは没入感あるものへと変化し、視覚的演出はドライビングへの集中を促す。キャビン全体も、より目的意識に満ちたダイナミックな空間へと変化する。

全ての挙動はよりダイレクトになり、ドライビングをより充実した体験へと昇華させるモードである。

『リフレッシュモード』は、トルカルだけに搭載された、ラグジュアリーな移動体験に新しい価値をもたらすモードだ。

新鮮な外気を積極的に取り込むとともに、照明はより明るくなり、キャビン全体が軽やかでクリーン、そして活力に満ちた空間へと変化する。

これらは、長時間の移動による疲労を軽減し、集中力や覚醒感を高め、乗員にリフレッシュした感覚をもたらす。

意外性がありながらも高い効果を発揮する『リフレッシュモード』は、快適性だけではなく、ウェルビーイングそのものに貢献できることを示すモードとなっている。

なお、トルカルに関する情報は今後段階的に公開され、ベントレー初の完全電気アーバンラグジュアリーSUVの全貌は、9月23日にロンドンでアンベールされる予定である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法