アストン マーティン 南ウェールズの新工場建設、第二段階へ 新型SUV製造も

公開 : 2018.02.19 10:36  更新 : 2018.02.19 10:36

アストン マーティンは、南ウェールズのセント・アサン工場の建築の第一段階が終了したと発表しました。2017年4月に開始された第二段階では、2019年に生産開始が予定されている新型SUV用に、3つのスーパーハンガーを最先端の工場施設へと改築しています。

セント・アサン工場 最大750人の雇用創出

ウェールズのセント・アサンで行われているアストン マーティン新工場建設作業の第一段階が終了した。

2016年の後半に始まったプロジェクトの第一段階では、かつて軍事施設であった敷地の使用が許可され、顧客と従業員の受付エリア、管理業務用オフィス、従業員向け食堂などの整備が進められていた。

2017年4月に開始された第二段階では、2019年に生産開始が予定されている新型SUV用に、3つのスーパーハンガーを最先端の工場施設へと改築する作業が行われている。

新工場は、南ウェールズに最大750人の雇用を生みだすという。この地域で実施された一連の求人では、3000人以上の応募者が集まった。最初の技術者の募集は既に完了し、アストン マーティンの本拠地であるゲイドンにおいてDB11の製造に取り組んでいる。専門技術に関する研修はセント・アサンで行われる。

2016年2月、アストン マーティンは世界の20の候補地の中からセント・アサンを選択し、3番目の生産拠点とすることを発表した。

本社のあるゲイドン工場はスポーツカー製造の拠点となり、歴史あるニューポート・パグネル工場はサーキット専用の復刻モデル、DB4 GT コンティニュエーション(詳しくは「試乗 アストン マーティンDB4 GT 制作4500時間以上 2億超えで完売」を参照)を担当することで再び製造拠点として復帰している。

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