次期フォード・フォーカスST 2.3ℓエコブースト採用 2019年登場か

公開 : 2018.04.24 10:50

軽量化しドライバー志向に

このことから、新型はよりドライバー志向となり今まで以上に楽しめるクルマとなっていることが予想できる。先日のフォーカス発表の際、欧州フォードの製品担当副社長であるジョー・バカイは、今までのフォーカスの売りであった楽しさをさらに追求したと述べた。STはそれをさらに高次元で実現しているだろう。

新型フォーカスは先代よりも88kg軽量化されていると言われており、STも先代の1437kgよりもいくらか軽くなっているだろう。構造的な剛性は20%、サスペンション周辺は50%上昇しており、乗り心地を犠牲にすることなく敏捷性が上がっているはずだ。これは、同様の改良を受けた新型フィエスタで実証されている。

フォードは2018年末ごろにこのフォーカスSTを投入予定であった。しかし、AUTOCARが入手した情報によればその登場は2019年に延期される見込みだ。おそらく、2019ジュネーブ・モーターショーでの発表となるだろう。発売は来年夏頃となる見込みだ。

2020年にフォーカスRSが発売されるまでの間、STはフォーカス最強の座につくことになる。AUTOCARでスクープされた通り、RSはより小さな2.0ℓに48Vハイブリッドシステムを組み合わせることによって400ps超を発揮する見込みだ。

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