記憶にのこる「リトラ」の世界 前編

公開 : 2018.05.06 06:10

フィアットX1/9(1973年)

英国ではフロントエンジンのMGBやトライアンフ・スピットファイアが造られていた頃、フィアットは全く異なるアプローチで、手頃なスポーツカーのアイデアを打ち出した。

エンジンはリアミドシップ、ルーフはパネル脱着式、そしてヘッドライトは開閉式。17年もの永きにわたり、15万台以上が生産されることになるX1/9は、こうして誕生した。晩年はフィアットでなく、ベルトーネ名義で販売された。

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