長期テスト スズキ・イグニス(2) 素晴らしいパッケージング

公開 : 2018.05.06 00:10  更新 : 2018.05.07 11:49

スズキの小型ハッチバックであるイグニスは、非常に優秀なパッケージングのおかげで小型車らしからぬ実用性を備えています。一方で、リアの路面追従性の不足や、小さめな燃料タンクによって航続距離がやや短いなどの細かい不満も出てきています。

もくじ

積算9220km 路面追従性の不足
小さめな燃料タンク
テスト車について
テストの記録

積算9220km 路面追従性の不足

スズキ・イグニスは、2017年で最もクールなクルマのひとつだ。わたしはすぐに気に入ってしまった。見た目からしてキャラクターが立っていて、他とは違う。そして、安価でパッケージングがうまく、ほとんどの小型車ができないことができる。もしわたしが21歳で新車が欲しかったら、候補の筆頭に来るクルマの1台だっただろう。

しかし、四輪駆動モデルを選択するなら妥協も必要。今回のテスターの生活では、他ではあまり気にならない問題に目がいってしまう。

まずはリアのサスペンション。これはハンドリングよりも乗り心地に影響を与えているのだが、解決できないほど大きな問題ではない。例えば街中を走っていて、スピードバンプを越えるときに、路面追従性が少々不足しているのを感じる。平均的なスーパーミニよりも地上高は高いが、乗ればすぐに、こういった段差には思ったよりも少し遅いスピードで進入しなければならないと気づく。高速域ではわずかにせわしなさを感じることもあるが、煩わしくはない。グリップ・レベルとハンドリング・アジリティはどちらもかなり高い。

わたしとしては、このクルマの見所はパッケージングだ。四輪駆動システムを収めるのに、ほとんどその影響を受けていない。積載量は前輪駆動モデルが260ℓ、四輪駆動モデルでは204ℓに減少してしまうが、依然として十分な実用性を備えている。

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