アウディRS6アバント 2代目C6 中古車、故障や燃費は?

公開 : 2018.04.28 18:10

超重量級だがそれに見合う装備も

このC6シリーズのRS6は、2008年から2010年の2年しか販売されていない(軽いフェイスリフトが2009年に行われた)。5.0ℓV10エンジンを搭載し、インタークーラーと2機のターボチャージャーで過給され、580psを発生する。強烈な66.1kg-mのトルクは1500rpmから6250rpmに至るまで発揮され続ける。

クアトロの四輪駆動システムと6速ティプトロニック・ギアボックスが標準で搭載される。従って、DSGベースのSトロニックなどについているローンチコントロールは非搭載だ

ほかにも、前述のDRCサスペンションや油圧式のシステムも標準で搭載されている。これは前後輪を対角線状に結び、油圧を用いてセントラル・バルブでコントロールする機械式のシステムだ。これによりダンパーをコンフォート、ダイナミック、スポーツ3段階に調整できる。すべて機能するかチェックしよう。

RS6は20インチアロイホイールを履き、重量は2000kg以上あるが、その巨体に恥じぬ装備を持ち合わせている。オートエアコン、ボーズ製のサウンドシステム、前席電動スポーツシート、全席シートヒーター、レザー内装などなんでもついている。オプションにはプライバシーガラス、リアブラインド、ソフトクローズ・ドアなどがある。多くのRS6でこれらのオプションが追加されている。

もちろん燃費は悪く(7.2km/ℓといったところだろう)、毎年535ポンド(8万2000円)ほどの税金もかかる。スーパーカー級のパフォーマンスが安くで買えるとは誰も思わないだろうが。

安くないといえば、価格もそうだろう。2008年式のRS6がおよそ1万7500ポンド(269万円)だ。加えて、サスペンションとクーラントシステムが問題ないことを確かめ、オイルポンプのシールを準備する必要もある。

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