アメリカ大衆文化 無くてはならない20台のクルマたち 前編

2018.10.06

バットモービル(1966年)

初登場は1939年のマンガだった。以後、時代とイラストレーターの想像力でデザインは定期的に進化し、フォルクスワーゲンのMQBプラットフォームどころではない多種多様なクルマがうまれた。

映画ではキャディラックやマーキュリーに乗っていたバットマンとロビンだったが、1966年にジョージ・バリスによるデザインの黒塗りでフィンを生やしたこのクルマがやってきた。

バリスは1からバットモービルをつくったのではなかった。締め切りにせまられた彼は、店で埃をかぶっていた1955年式リンカーン・フューチュラ・コンセプト(ボディはカロッツェリア・ギア製)を引っぱりだした。そして、わずか3週間でバットモービルに仕立てあげたと伝えられている。

1からつくったら数カ月はかかるところだ。はじめてのバットモービルでもなく、もっと野性的なデザインのもあるとはいっても、誰の目にもバットマンがもっともイカして見えるのはこのクルマだろう。

 

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