アウディ改良型『Q4 eトロン』で内外装刷新 円形ステアリング、物理的スクロールホイール採用 高効率モーターで航続距離592kmへ

公開 : 2026.04.30 07:45

アウディは電動クロスオーバー『Q4 eトロン』の改良型を発表しました。角張ったステアリングホイールを円形のデザインに変更するなど、内外装を刷新。モーターの効率化により航続距離も延長されました。

主力EVがリフレッシュ

アウディは、電動クロスオーバー『Q4 eトロン』の改良型を発表した。航続距離の延長、充電時間の短縮、そして内外装の刷新を果たした。

新開発の電気モーター『APP350』モーターは、従来の『APP310』より10%効率が向上しており、後輪駆動モデルでは航続距離が約30km、デュアルモーターの四輪駆動モデルでは約15~30km延長されるという。

改良型Q4 eトロン
改良型Q4 eトロン    アウディ

これにより、SUVモデルで後輪駆動のQ4 eトロン・パフォーマンスは1回の充電で578km、クーペモデルのQ4スポーツバックeトロン・パフォーマンスは592kmへと伸びた。

四輪駆動のQ4 eトロン・クワトロはSUVモデルで558km、クーペモデルで573kmとなる。

新モーターの最高出力は204psまたは285psで、デュアルモーターのクワトロでは合計299psまたは340psを発生する。

最上位のクワトロ・パフォーマンスは、最大185kWでの充電が可能となり、従来より10kW向上した。わずか10分で185kmの航続距離を追加できるという。

インテリアも仕様変更

エクステリアデザインも変更され、新しいフロントライトとフロントグリルを採用。デイタイムランニングライトは4種類のグラフィックから選択可能となり、走行中でも変更できる。また、グリルはボディカラー同色となった。

インテリアでは、『A5』や『Q5』と同様の曲面ディスプレイが採用され、11.9インチのデジタルインストゥルメントパネルと12.8インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが搭載されている。オプションとして、12インチの助手席用タッチスクリーンも選択可能だ。

改良型Q4 eトロン
改良型Q4 eトロン    アウディ

従来の角張ったステアリングホイールは、伝統的な円形リムのデザインに変更された。また、ハプティック(触覚フィードバック付き)スライダーは廃止され、物理的なスクロールホイールが採用されている。一方、物理式のエアコン操作部は廃止となり、ディスプレイ上のタッチバーに置き換えられた。

改良型Q4 eトロンの価格はまだ発表されていないが、現行モデルより若干高くなると予想される。参考までに、英国向けの現行モデルの価格は、SUVモデルで4万7355ポンド(約1020万円)から、クーペモデルで4万8855ポンド(約1050万円)からとなっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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