VWグループCEOが語る今後  「巨大タンカーから、スピードボートへ」

公開 : 2018.05.09 11:55

VWグループのCEOの座に就いたディエスが、同社の今後の方針について語りました。欧州最大の自動車メーカーグループであるVWは、その大きさゆえの意思決定の遅さが問題だと考えています。新体制のもとでディーゼル問題や電動化促進に取り組みます。

もくじ

意思決定が遅すぎる
ディーゼルゲート問題について
フォルクスワーゲン・グループの新体制
今後の課題
電動化の将来

意思決定が遅すぎる

フォルクスワーゲン・グループのCEOに就任したハーバート・ディエスは、同社を「のろまな巨大タンカーから、パワフルなスピードボートの群れへ」変化させなければならないと語った。

先月就任して以来、初めて公の場に姿をあらわした彼は、ディーゼルゲート問題から立ち直るため企業文化を根本的に変える必要があると語った。先ほどの「巨大タンカー」発言について、「意思決定が遅すぎます」と説明した。

彼は、フォルクスワーゲンにおけるディーゼル車の販売低迷についても語った。「欧州最大の自動車メーカーとして、ディーゼルエンジンの立場を回復させなければなりません。この問題の原因のひとつは、ディーゼルに対して間違った悪評が立っていることです」

ディエスは、ドイツ、英国、ノルウェーなどで検討されているディーゼル車禁止措置について「最悪の選択肢です」と述べた。