VWグループCEOが語る今後  「巨大タンカーから、スピードボートへ」

公開 : 2018.05.09 11:55

フォルクスワーゲン・グループの新体制

より素早く効率的な意思決定をすべく、ディエスは新しい7分割のグループ構想を示した。

・ボリューム:フォルクスワーゲン、シュコダ、セアト、フォルクスワーゲン商用車、モイア

・プレミアム:アウディ、ランボルギーニ、ドゥカティ

・スーパープレミアム:ポルシェ、ベントレー、ブガッティ

・トラック、バン:MAN、スカニア

・部品メーカー群

・フォルクスワーゲン・フィナンシャル・サービス

・中国エリア

各ブランドの責任者はグループ全体についても責任を持つことになると説明した。例えば、ポルシェのCEOであり役員のオリバー・ブルームはグループ全体の生産について責任を負い、アウディCEOで役員のルパート・シュタッドラーはグループのセールスについて責任を負う。

今後の課題

「われわれは再編成により加速します」とディエスはいう。「新たな競合が次々と市場に参入してきています。地政学上の不確実性や、保護貿易主義も問題です」と述べ、英国のEU離脱やトランプ大統領への懸念を示唆した。

ディエスは9月1日から始まる新たなWLTP排出ガス試験についても触れた。「この変化に対応するため慎重に準備を行ってきました」と語る。

しかし、技術面での調整やテストが必要なモデルの多さゆえ、対応に遅れが出ている部分もあるだろう。しかし、彼は「影響を最小限にする」べく努力しているようだ。

関連テーマ