ボルボ 次世代ディーゼル開発せず S60は未設定、ディーゼル脱却の先鋒に

公開 : 2018.05.17 15:40

7年以内に50%をEVに

ディーゼルゲート問題を受け、政府やメディアはディーゼルの低排出性や燃費に疑問を示している。これにより、ディーゼル車の販売は急降下を見せた。

ボルボは数年前に2.0ℓ以上の内燃機関を廃止するという決定をした。今回のS60のラインナップに関する決定はそれに続くものだ。

ボルボが2017年に行った発表によれば、2019年以降に発売するクルマを電動化のさきがけとするとのことだ。これに続き、英国政府は2040年以降内燃機関のみを搭載する車両の販売を禁止すると発表した。ハイブリッド化が義務付けられたということだ。

ボルボの電動化計画は業界内でも最も急進的なもののひとつだ。同社は7年以内に販売台数の50%以上をEVにするとの目標を掲げている。ボルボ初のEVとなるハッチバック車やXC40のEV仕様が2019年に投入される。独立した「ポールスター」ブランドもプラグインハイブリッドのポールスター1を発売予定だ。

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