マツダ・ロードスターに特別仕様『PS』登場! 新色登場、静音タイヤ対応セッティングなど商品改良 昨年は過去最高の販売台数

公開 : 2026.06.26 11:30

6月26日、マツダは『ロードスター』の商品改良を発表。予約受付を開始しました。発売は9月上旬を予定しています。今回の商品改良で、まず注目されるのは特別仕様車『PS』の設定です。篠原政明が解説します。

特別仕様車『PS』を設定

6月26日、マツダは小型オープンスポーツカー『ロードスター』(ソフトトップおよびRF)の商品改良を発表、予約受付を開始した。発売は9月上旬を予定している。

今回の商品改良で、まず注目されるのは特別仕様車『PS』の設定だ。

マツダ・ロードスターの商品改良で登場した特別仕様車『PS』。
マツダ・ロードスターの商品改良で登場した特別仕様車『PS』。    マツダ

PSとは『ピュア・スポーツ』の略で、街中からワインディングロードまで、よりピュアにスポーツ走行を楽しみたい人の新たな選択肢となることを目指し、スポーティかつモダンなカラーコーディネートと、充実した走り装備を組み合わせたモデルだ。

ベース車両はソフトトップの『Sスペシャル』(6速MT)で、以下のような特別装備を採用している。

●ガラス製リアウインドウ付きソフトトップ(インシュレーター付き/クロス:グレー)
レイズ社製16インチアルミホイール(ソリッドブラック塗装)
●ブレンボ社製ベンチレーテッドディスク&ブレンボ社製対向4ピストンキャリパー(シルバー塗装)
●ビルシュタイン社製ダンパー
●エアコンルーバー加飾(外側:ブラック/内側:シルバー)
●エアコンダイヤル、エンジンスターターリング(ブラック)

街乗りも重視して『スイスイ』楽しく走れる

2021年に追加された特別仕様車『990S』では軽さを追求し、『ヒラヒラ』感を求めたクルマとしたが、このPSでは街乗りも重視して『スイスイ』楽しく走れるクルマに仕上げたという。

2019年に登場した特別仕様車『シルバートップ』以来の採用となるグレーのソフトトップは、ブラック内装との組み合わせで引き締めた印象としている。なお、ボディカラーはロードスターに設定されている全色から選べる。

2019年の特別仕様車『シルバートップ』以来の採用となるグレーのソフトトップ。
2019年の特別仕様車『シルバートップ』以来の採用となるグレーのソフトトップ。    マツダ

ちなみにこのPSは特別仕様車となっているが、期間や台数限定ではないとのこと。価格は366万3000円だ。

新色『ジンクグリーンメタリック』を採用

ロードスター全般の、今回の商品改良におけるポイントも紹介しておこう。

まず、先日の『軽井沢ミーティング』でお披露目された、新色『ジンクグリーンメタリック』を採用。毎年、新たなカラーコーディネーションを提案するロードスターだが、今回は工業製品に耐久性を持たせるための防錆塗料、『ジンククロメートプライマー』の色や質感から着想を得ている。

NA型のVスペシャル以来、グリーンは歴代ロードスターに採用されてきた。
NA型のVスペシャル以来、グリーンは歴代ロードスターに採用されてきた。    マツダ

タフさと洗練さを両立したロードスターの、ピュアでスポーティな世界観を強化する、都市でも自然でも映えるようなメタリックのグリーンだ。

また、マツダスピリットレーシング・ロードスター開発の知見を活かし、ダンパーの減衰力を下げバネ定数を上げるサスペンションのセッティングを採用。

前述のPSとRS(ソフトトップ)にはビルシュタイン製ダンパーも組み合わせ、MT車では加速応答改善制御やヒール&トウアシスト制御も採用。エンジンはレブリミット回転直前まで出力を絞らずに走行できるよう制御を変更した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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