「非凡な」17種類のエンジンたち 前編

公開 : 2018.09.29 06:10

V型16気筒(1929年)

V16エンジンは、マセラティがティーポV4ではじめて実用化し、その直後にアメリカのコードが続いた。アルファロメオはティーポ162に497psの3.0ℓユニットを搭載し、アウトウニオンはタイプCのためにそれを開発した。

第二次大戦後は、BRMがグランプリマシンに積んだ1.5ℓユニットが、今のところ唯一のV 16使用例だ。スーパーチャージャーを備え、最高出力は600psを超えたが、その過給器に問題を抱え、所期の性能を発揮するに足る信頼性を実現することはできなかった。

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