「非凡な」17種類のエンジンたち 前編

公開 : 2018.09.29 06:10

V型4気筒(1897年)

1960〜70年代にフォードがさまざまなモデルに搭載したユニットの不出来から、長年にわたり低く評価されてきたV型4気筒。しかし、コンパクトさや生来のスムースさを持ち合わせるはずの構造はクルマ用としての適性がある。これを1897年にはじめて用いたのは、エミール・モルスだ。

過去最大のグランプリ用エンジンはV4だ。1907年にJ・ウォルター・クリスティが1907年のマシンに積んだ、1万9891ccユニットである。また、ランチアはアッピアやフルヴィアなどに自社設計のV4を、ポルシェはル・マンを走った919ハイブリッドに500psのV4ターボを、それぞれ搭載した。

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