試乗 フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR 7代目GTI最後の特別仕様

公開 : 2019.01.23 19:20  更新 : 2019.01.23 19:32

7代目ゴルフGTIの最後を飾るのは、速さとハンドリングに磨きをかけ、サーキット走行を主眼においたスペシャル仕様。しかし、現在のホットハッチ最高の仕上がりを誇る、メガーヌRS280やシビック・タイプRと並ぶほどでもないようです。ポルトガルで確かめました。

もくじ

どんなクルマ?
7代目ゴルフGTI最後の特別仕様
最高出力290ps、最大トルク38.6kg-m
一般的なレーシングコースを主眼に
どんな感じ?
好印象なTCR専用ボディキット
パフォーマンスの向上はそれなり
一般道では硬すぎる脚まわり
「買い」か?
ゴルフGTIだからこその、高い理想
スペック
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRのスペック

どんなクルマ?

7代目ゴルフGTI最後の特別仕様

血統書付きのホットハッチ、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIに、赤いストライプとクロムメッキのペダルだけでは終わらない、ハードコアな特別仕様が登場した。たとえホットハッチの代名詞的存在のゴルフGTIであっても、モデルライフの中で単一グレードだけの設定では、その存在感を誇示することは難しい時代なのだろう。

むしろわれわれにとっては幸運なことかもしれない。派生モデルが不要だったのなら、G60型エンジンにスーパーチャージャーを搭載した2代目や、4代目のエディション30、7代目のクラブスポーツSなどは、生まれなかったかもしれないのだから。ひときわ速いゴルフは、素晴らしい輝きを放つクルマであると同時に、常に更新を続けていく存在でもある。

少なくとも直近の3世代にかけて、ゴルフGTIは極めて優れたパフォーマンスを備えてきた。それ以前からも、現実世界で活かせる性能にドライバーが得られる高い満足感、実用性の高さを備え、コストパフォーマンスにも優れたホットハッチであり続けてきた。この高水準でバランスされた仕上がりに手を加えるということは、その均衡を崩す可能性すらある。

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