アストン マーティンの社会貢献、WGIを支援 日本で活動はじまる

公開 : 2019.02.23 21:40

アストン マーティンが、世界の子ども達に教育の提供を目指す「WGI」を支援します。アストン マーティン・アジアパシフィックが始めた社会貢献、世界への手助けをご紹介しましょう。

text & photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

アストン マーティンAPACの社会貢献活動

世界の子ども達に教育を提供することを目指すWGI。この組織を、アストン マーティン・アジアパシフィックが支援することが、東京・青山にあるアストン マーティン青山ハウスで発表された。

世界には、貧困など様々な状況から字を読んだり書いたりできない人が7億人以上もいるという。こうした子ども達への教育支援をすることを目的として、5年前に設立されたのがニューヨークに本拠を構えるWGIなのである。WGIは「Wilson Global Initiative/ウイルソン・グローバル・イニシアティブ」の略で、創設者のチャンス・ウィルソン氏は、14歳のときにクラスメートの何人かが読み書きができないのを見て、教育支援の必要性を感じて活動を始めたという。

人々が読み書きの方法を学ぶ。その支援を目的として、5年前にチャンス・ウィルソン氏が設立した組織がWGIだ。これまでアジアでは香港、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタと、アメリカではニューヨーク、ロサンゼルスという、6つの都市で活動を行ってきた。

チャンス氏は、「14歳のときに読み書きができない人がいることを初めて気づきました。読むこと、書くことが世界中で大切なことを感じていますので、わたし達は学ぶことの大切さを伝えたいと考えWGIを立ち上げました」

「WGIはホームタウンのニューヨークでスタートし、たくさんの方々の協力を得て東京は7番目の都市として活動が始まります。アストン マーティン・アジアパシフィックのサポートに本当に感謝しています。まずは笹塚にある渋谷区こどもテーブルで活動を開始しますが、これからもこのチームで、東京の皆さまのコミュニティと一緒に活動してゆくことを楽しみにしています」と語った。

アストン マーティン・アジアパシフィックのパトリック・ニルソン代表は、WGIの活動について次のようにコメントしている。

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