新型BMW330eプラグインハイブリッド 電気のみの航続距離、およそ2倍に

公開 : 2019.03.07 17:10

新型3シリーズのプラグインハイブリッド・モデルが、ジュネーブ・モーターショーで公開されました。電気モーターのみによる航続距離が伸びたことにより、燃費も大幅に改善。さらに新しい「XtraBoost」システムを使えばパワーも向上します。

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ブースト時は41psアップ
新型330e、経済性/トリム

ブースト時は41psアップ

新型BMW330eブラグインハイブリッドは、電気のみによる航続距離が60kmとなった。先代のほぼ2倍に相当する。

昨年秋にモデルチェンジした新型BMW3シリーズのPHEVバージョンは7月に発売予定。これに先駆け、現在開催中のジュネーブ・モーターショーで一般公開された。

最高出力184psを発生する2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボ・エンジンに、112psの電気モーターが組み合わされている。8速オートマティック・トランスミッションと統合されたモーターには、容量12kWhのバッテリーが電気を供給する。

BMWによれば、システム合計で最高出力252psと最大トルク420Nmを発揮するという。最高速度は230km/h、0-100km/h加速は6.0秒。電気モーターだけで走行する際の最高速度は110km/hと、先代より30km/h向上した。

新型には「XtraBoost」というシステムも備わり、スポーツ・モード時にこの機能を使えばパワーがさらに41ps引き上げられる。

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