ルノー・メガーヌR.S.カップに試乗 標準車との違いは? サーキットで検証

公開 : 2019.03.08 10:10  更新 : 2021.03.05 21:34

サーキットでわかった違い

今回の取材はルノージャポン主催の「ワークショップ」と銘打ったメディア向けイベントにおけるもので、ファンにはすっかりお馴染みのフィリップ・メリメ(チーフエンジニア)とロラン・ウルゴン(テストドライバー)を招いて、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された。

その内容には両氏による講義と質疑応答、そして両氏のドライブによる同乗走行も含まれており、自分でステアリングを握っての純粋な試乗は、袖ヶ浦のクローズドサーキットにおける数ラップにかぎられたことを、まずはお伝えしておく。

引き締められたフットワークの効能はサーキット走行だけでも如実にわかる。以前シャシースポールでも同じコースを走ったことがあるが、明らかにレスポンスが鋭く、そしてボディの挙動は小さくなっている。

まあ、カップを公道試乗したAUTOCAR英国版は「乗り心地は確実に硬い」と評しており、それについては、サーキット数周しかしなかった今回だけはなんともいいがたい。

ただ、少なくとも袖ヶ浦ではアシがスムーズに動いており、その乗り心地は「絶対的には硬いけれど、好事家には不快ではない」タイプと思われた。

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