戦いの場から公道に舞い降りたモンスターマシン 22選 後編

2019.04.28

4:トヨタTS020 GT-One(1998年)

GT-Oneをル・マンに送り込むべく、トヨタは2台の公道仕様を生産しているが、カーボンファイバー製のこのクルマの車重は900kgというものだった。

公道仕様もレースカーと同じ609psを発するV8ツインターボエンジンを搭載し、その最高速は380km/hに達していたが、排ガス規制に適合するための触媒コンバーターを積んで、燃料タンク容量は削減されていた。

だが、このクルマ最大の秘密は別のところにある。

GTカーでは、スーツケースを収容することのできるストレージスペースの確保が義務付けられていたが、トヨタは、理論的にはスーツケースの収納も可能な燃料タンクをトランクスペースと主張し、周囲を黙らせることに成功していた。

 

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