アウディがEVモデル、R8 e-tronを発売することを諦めたという情報をAUTOCARはキャッチした。

R8 e-tronの最終モデルは10台が生産されたが、結局内部のテストに供されたのみであった。というのも、バッテリー技術が、アウディが考えていたほど進歩しなかったことが大きな要因だ。と同時に、そのバッテリーのコストもアウディが予想するよりも下がらなかったようだ。

アウディは最新のプレス・リリースで下記のようにコメントしている。

「R8 e-tronを通して、アウディはEVのプロダクション・モデルに何が必要かという広範囲な知識を得ることができた。」と。

R8 e-tronは、リチウムイオン電池と4台のモーターを使用し、0-100km/h加速4.2秒、最高速は200km/h。航続可能距離は215kmというパフォーマンスを持つ。