AUTOCARアワード2019 モータースポーツヒーロー部門 ジョージ・ラッセル

公開 : 2019.06.01 10:50  更新 : 2019.06.03 08:54

番外編1:F1コメンテーター、ベン・エドワーズ ジョージ・ラッセルを語る


「2018年のF2では非常に強い印象を残しました。ラッセルは安定しています。予選では見事な速さを見せ、決勝ではその有利を活かしたレース運びをしていました」

「F1での評価を下すのは時期尚早です。最近、あるトップチームのメンバーと、ジョージと彼のチームメイトであるロバート・クビサの評価がどれほど難しいかについて話したところです。間違いなく扱いづらいマシンですが、これまでのところ、ラッセルはほとんど大きなミスを犯していません」

「つねに予選ではクビサを上回っていますが、ロバートはそれほど速いドライバーではありません。最近行われたバーレーンのテストで、間違いなくメルセデスはラッセルを高く評価したはずですが、チーム内から彼のパフォーマンスに関するコメントは何も聞こえてこないのです」

「つまり、ラッセルは正しい方向に進んでおり、難しい状況にかかわらず、依然として可能性を感じさせるドライバーであり、メルセデスチームに対して、速さと精神的なタフさを証明することで、将来彼らのマシンをドライブしたいと考えているということです」

「今年、ラッセルがその才能を証明するチャンスはほとんどないかも知れません。ですが、ひとつかふたつのチャンスがあれば、彼はそれを活かすことができるはずです。彼は、チャンスの転がるF1という、多くのドライバーが羨む場所にいるのです」

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