なぜオープンカーは激減したのか SUVの影響? メーカーの見解 解決策は

公開 : 2019.06.05 19:10  更新 : 2019.06.07 18:37

ロードスターの販売推移でわかるオープンモデルの衰退

2000年代の中盤以降はオープンモデルの新型車が大幅に減った。その背景には、世界的な売れ行きの低下があった。

この推移を数字で示しているのが、マツダ・ロードスターの販売台数だ。初代モデルは発売翌年の1990年に、日本で2万5226台、北米で3万9850台を販売して、欧州やオーストラリアを含んだ世界販売台数は7万5798台であった。

ところが5年後の1995年には、日本は7171台(1990年の28%)まで下がり、北米も2万1108台(同53%)に減り、世界販売台数は3万5649台(同47%)となった。

この後、1998年に2代目にフルモデルチェンジされて一時は世界販売台数が4万台を超えたが、2005年には2万5263台で売れ行きが最も落ち込んだ。

そして4代目となる現行型の2018年における世界販売台数は3万1938台で、日本は5331台、北米は9785台だ。現行型で少し持ち直したが、ピークの1990年に比べると、世界販売台数は42%、日本国内の売れ行きは21%、北米でも25%にとどまる。

このようにオープンモデルの販売が減少したのは、「若年層のクルマ離れ」が指摘される日本に限らない。ロードスターはソフトトップに加えて電動開閉ハードトップのRFなども用意しながら、海外を含めて売れ行きを大幅に減らした。

これはどのような理由に基づくのか。

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