なぜ増え続けるJAF会員数 自動車保険の無料ロードサービス、当たり前の時代に

公開 : 2019.10.13 06:00  更新 : 2019.10.16 09:41

大規模な自然災害 JAF会員の数は急増

前述のJAF広報部によると、台風や洪水、大雪などクルマが立ち往生するような自然災害が起きるとJAFの会員数は急増する。

近年、日本では台風、豪雨、大雪などによってクルマが被害を受ける例が増えている。自然災害の発生とJAF会員数が比例しているのは、JAFが自然災害での救援にも対応しているからだ。

台風や洪水、大雪などクルマが立ち往生するような自然災害が起きるとJAFの会員数は急増する。
台風や洪水、大雪などクルマが立ち往生するような自然災害が起きるとJAFの会員数は急増する。

自動車保険のロードサービスはあくまでも、「突発的な交通事故と故障」にのみ対応しており、自然災害にはほぼどの保険会社も対応していない。(損保会社によっては条件次第で対応している場合もあるので正確には約款を参照のこと)

例えば、JAFは出動するが損保会社は原則として対応しないものには以下のようなトラブルがある。

・パンク修理
・雪道/泥道/砂浜などで走行困難な状態からの救援
・タイヤチェーンの着脱
・雪道、ぬかるみ、冠水などからの引き上げ ※冠水は水が引いた後の作業になる
・自然災害に起因した事故・故障

さらに、JAFのロードサービスの感心するところは、自然災害、事故、故障じゃない場合でも「予約をして」クルマを運んでくれることだ。

筆者も実際に体験したが、タイヤがパンクして自走不能となったため、整備工場まで通販で買ったタイヤ4本と共に積載車に載せて運んでもらったことがある。

JAFのロードサービスは都合の良い日に予約してクルマを指定場所まで運んでもらうこともできるのだ。

ただし、車検切れのクルマを整備工場や車検場まで運ぶことはできない。その場合は市区町村の役場で仮ナンバーを取得して運ぶことをお勧めする。

JAFの会員優待、絶対に使った方がいい

最後になったが、JAF会員が年々増えている大きな理由の1つ「会員優待サービス」について触れておきたい。

現在、約4万7000の施設(公式サイトJAFナビなどで検索可能)でJAFの会員優待を実施している。

JAF会員が年々増えている大きな理由の1つ「会員優待サービス」
JAF会員が年々増えている大きな理由の1つ「会員優待サービス」

高速道路のSA/PAではコーヒー無料だったり、ソフトクリーム割引だったり、からあげ1個無料など。

サンマルクでは持ち帰りパン1袋(4-5個入り)も無料サービスされる。

筆者が良く利用する「かんぽの宿」は、会員一人1泊あたり500円引き+グラスビールなども無料となる。

同行者も対象となるので、4人で2泊すれば500円×4人×2泊=4000円となり、それだけで年会費の回収が可能だ。

毎月会員宅に届くJAFMATE会員誌に同梱される「紙クーポン」も要チェック。ファミレスでの飲食やドラッグストアでの買い物が5-15%引きになるほか、宿泊施設の割引や無料サービスなど多種多様。

会員優待は日本国内にとどまらない。JAF会員証にはAAAのマークがあるがこれはアメリカ版JAFのような組織「AAA」(トリプルエー)のこと。

アメリカでは(クルマを利用しなくても)AAA会員と同様のサービスが受けられる。

ロードサービスの他、ホテルやレストランでの割引、駐車場無料などのサービスは本当にありがたい。

クルマで移動中に立ち寄ったアメリカとカナダの国境にある免税店でも全品2割引の恩恵を受けた。

もちろん、アメリカ以外にもヨーロッパやオーストラリアなど世界50か国で様々な優待がある。

レンタカーなどクルマを使う予定がなくてもJAF会員証は海外旅行に必携だ。

関連テーマ

人気テーマ

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像