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強風にあおられたクルマのドア 支えられるのは風速何mまで? 子どもの開閉、親が注意を

2019.10.12

100字サマリー

台風の影響で、強い風が吹いています。不要不急の外出は極力控えるべき。もしクルマを使わざるを得ない場合は、ドアの開閉に注意。特に子どもは風にあおられるドアを支えきれない場合が多いです。親が注意しましょう。

もくじ

強風、想定外のドアトラブル発生も
子どもがドアを支えきれない風速は
風速/クルマの種類 傷のつき方かなり違う
2事故にカウント 対物保険、6等級ダウン

強風、想定外のドアトラブル発生も

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

台風など強風が吹き荒れるときには、不要不急の外出は極力控えるべき。そうはいっても、急な買い物や家族の送迎でクルマを使うこともあるだろう。

また、出かけるときは平穏だったのに、出かけた先で急に風が強まることもある。地形や建物の配置によって思わぬ強風に遭遇することも珍しくない。

やむを得ずクルマで外出する場合、ドア開閉に慣れない子どもやお年寄りの乗り降りには十分な注意が必要だ。
やむを得ずクルマで外出する場合、ドア開閉に慣れない子どもやお年寄りの乗り降りには十分な注意が必要だ。

強風下でクルマを使う場合、気を付けるべきはドアの開閉だ。スライドドアなら風であおられることもなさそうだが(風向きによっては開閉がしづらい場合はある)、ヒンジドアでは強風にあおられる。

ドアが支えきれず隣のクルマにぶつかってしまうこともあり、ドアのヒンジがダメージを受けて正しい開閉ができなくなることもありうる。

ドライバー自身は注意しながらドアを開閉することができても、ドア開閉に慣れない子どもやお年寄りの乗り降りには十分な注意が必要だ。

強風でドアがあおられた際、どれくらいの風速までならドアを持って支えることができるのだろうか?

JAFユーザーテストの結果を見てみよう。

子どもがドアを支えきれない風速は

JAFユーザーテストによると、6歳男児も10歳女児も風速20m/sではドアを支えることができなかった。

風速20m/sと言えば、予報用語では「強い風」に相当する。東京湾を横断して千葉県木更津市へ至る高速道路「東京湾アクアライン」の橋部分が通行止めになる風速でもある。

6歳男児も10歳女児も風速20m/sではドアを支えることができない。
6歳男児も10歳女児も風速20m/sではドアを支えることができない。

子どもの場合、体重が軽いこともあり、ドアがあおられるのと同時に子ども自身もバランスを崩して、車外に転げ落ちてしまう危険がある。

もちろん、ドアを支えきれず横にクルマが停まっていれば、隣のクルマの側面にドアをぶつけてしまうことにもなる。

また、セダンやコンパクトカーなどヒンジドアのクルマに、ミニバンなどスライドドアのクルマに慣れてしまっている子どもを乗せるときは最大限の注意が必要。

ヒンジドアのクルマに慣れない子どもは、横のクルマとの距離感がつかめないことが多い。このような場合、強風時ではなくてもドア開閉は大人が外から行うのが鉄則である。

スライドドアのクルマでも同様。乗り降りは車道側ではなく歩道側からを徹底しておきたい。

これらの動作は乗せた子どもが高校生や大学生であっても、注意してあげた方が良い。

 
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