レンジローバー・スポーツとイヴォークにRSバージョン

公開 : 2013.07.27 18:00  更新 : 2017.06.01 02:15

ランドローバーのエンジニアは、レンジローバー・スポーツとイヴォークに究極のパフォーマンス・バージョン、RSを開発している。

イヴォークRSはおそらく年末にデビューする予定。われわれのスパイ・カメラマンが捉えたのは、レンジローバー・スポーツRSが、ニュルブルクリンク・サーキットでパフォーマンス・テストをされているところだ。

共に搭載されるエンジンは、5.0ℓのスーパーチャージドV8で、ジャガーXKR-SやXFR-S、XJRと同じ542bhpを発揮するものと思われる。それはレンジローバー・スポーツの標準的なスーパーチャージドV8よりも39bhp大きい数値だ。ランドローバーは0-100km/hが4.5秒だとアナウンスしている。

このRSプロトタイプはカモフラージュされているが、フォグランプが大きなエア・インテークと変更されている独特のフロント・バンパーを持つことがわかる。また、リア・バンパーと下部のスキッド・プレートも変更されている。

サスペンションは、主にアクティブ・アンチロール・バーとエアスプリングのソフトウェアのリセッティングがされている。ホイールはレンジローバー・スポーツが既に21インチ・ホイールを履いているので、それ以上のサイズにはならないが、ブレーキはより強力なものが与えられる。

レンジローバー・スポーツRSの発表は、イヴォークRSが発表されて後、来年になると考えられる。

一方、イヴォークRSは、現在の2.0ℓガソリン・ターボを300bhpにパワーアップしたものが搭載される予定だ。このイヴォークRSは実は2年前に計画されていたモデルだ。しかし、その計画は延期されてきた。2011年秋の発表当時、ハイ・パフォーマンス・バージョンが計画されなかったこと。そして、イヴォークの販売が好調なことで、RSモデルを作り供給する余裕がなかったことがその原因だ。

デザイン・チーフ、ゲリー・マクガバンによれば、イヴォークRSのエクステリア・デザインは大幅に変わることがないという。大きなホイールと拡大されたホイールアーチ程度になるという。

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