ビー・エム・ダブリューは、歩行者検知機能付き衝突回避・被害軽減ブレーキを7シリーズに全車標準装備し、8月27日より発売を開始した。

前方の監視を行い安全なドライビングに貢献するドライビング・アシストは、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する前車接近警告機能、追突が不可避な場合に短時間軽いブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図る衝突回避・被害軽減ブレーキ、車線の逸脱をドライバーに警告するレーン・ディパーチャー・ウォーニングで構成される。また、歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。

今回、740iおよび740Liに採用されたことで、BMW 7シリーズ全車にドライビング・アシストが標準装備されることとなる。

また、BMW 7シリーズの全モデルに、BMW SOSコールおよびBMWテレサービスを標準装備する。BMW SOSコールは、万が一の事故発生時に、車両の通信機能を介してSOSコールセンターに接続し、救急や消防といった機関の早急な手配が可能となるというもの。また、BMWテレサービスは、車両のメインテナンスやバッテリー電圧の低下といった情報を、自動的に担当のBMW正規ディーラーに通知すし、サービス予約が簡単となり、より正確なサービスを受けることが可能となるというシステムだ。

価格は、10,290,000円から19,600,000円まで。