【関谷の59号車も】マクラーレンF1 GTR、4台揃い踏み 1995年のル・マンを再現?

公開 : 2020.03.18 20:35

1995年のル・マンを制したマクラーレンF1 GTR。関谷さんの59号車に加えて、3位、4位、5位になった合計4台が、この秋、再び集まります。

英コンクールの目玉展示に

1995年。4台のマクラーレンF1 GTRが、ル・マン24時間耐久レースを席捲した。

1-3-4-5フィニッシュを飾ったあの日から25年目を迎える今年。コンクールデレガンスに、そのカルテットが集う。

日本人がル・マンを制覇したことで思い出深い1995年大会。
日本人がル・マンを制覇したことで思い出深い1995年大会。

英国・ハンプトンコートパレスで9月4日~6日に開催されるコンクールでは、4台が並んでショーの中心に展示される。

1995年のル・マンを勝利したのは、ヤニック・ダルマス、関谷正徳、JJ・レートが駆る国際開発レーシングの59号車。

Harrodsのカラーをまとった51号車(アンディ・ウォレス、デレック・ベル、ジャスティン・ベル組)も3位に入り、マクラーレンが目立ちに目立った。

25周年を祝う

F1 GTRがテストを始めたのは同年の1月だった言われている。

わずか5か月で、最も有名な耐久レースを制したことを考えれば、今回のスペシャルセレモニーがどれだけ価値のあるイベントか分かるというものだ。

F1 GTRは、GT1クラスの1~4位を独占したことにもなる。
F1 GTRは、GT1クラスの1~4位を独占したことにもなる。

コンクールのディレクターを務めるアンドリュー・エバンスは、「コンクールデレガンスというものは、自動車の世界における素晴らしい物語と作品のすべてに光を当てるものです。F1 GTRが与えてくれた感動を超えるものは存在しません。2020年はその見事なマシンを集めることができるとあって、たいへん興奮しております」と語っている。

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