【ハイブリッドか】マクラーレンP1後継 2024年発表 CEO、将来のパワートレインにも言及

公開 : 2020.04.27 19:55  更新 : 2020.04.27 19:57

マクラーレンは、ハイパーカーP1の後継となる、新たな電動モデルを2024年に披露するそうです。電動モーターが前輪を駆動し、後輪を内燃エンジンが駆動する、スプリット・ハイブリッドの搭載が予想されています。

もくじ

ハイパーカーP1の後継
ハイブリッド搭載の可能性

ハイパーカーP1の後継

text:Mike Duff(マイク・ダフ)

マクラーレンは、オープン・コクピット・モデル、エルバに続き、アルティメット・シリーズの次期モデルとなる、ハイパーカー「P1」の後継の開発を行っている。

同社のCEO、マイク・フレウィットは、2024年に、電動化されたこのモデルを披露できるだろうと述べている。

マクラーレン P1ハイパーカーの後継 AUTOCARイメージ図
マクラーレン P1ハイパーカーの後継 AUTOCARイメージ図

ジュネーブ・モーターショーがキャンセルされた後、AUTOCARの電話インタビューで、フレウィットは「パワートレインの発表を楽しみにしていてください。ハイブリッドか、あるいはEVになるでしょう」と述べている。

しかしフレウィットは、マクラーレンのサーキット向けのモデルを、現在のテクノロジーで電動化するという考えに、否定的な意見も述べている。

「EVは好きです。わたしは最近、定期的にたくさんのEVモデルを運転しています」

「レスポンスが良く、洗練されており、驚異的なパフォーマンスを発揮します。ただ、充電時間に非常に制限されます」

「例えば、765LTがEVモデルとなった場合、多くのカスタマーがサーキットに持っていくでしょう。30分程走った後、充電が完了するのに翌日まで待たなければならないとしたら、それは現実的ではありません」

フレウィットは、ロータス・エヴァイヤやピニンファリーナ・バッティスタのようなEVハイパーカーが「素晴らしい」性能を備えていると述べた上で、マクラーレンのカスタマーは単なる数値以上のものを求めていると付け加えた。

「わたし達はそのようなクルマを目指している訳ではありません。0-200km/hや0-300km/h加速または最高速度などの数値は目的ではなく、結果です」

ハイブリッド搭載の可能性

マクラーレンは、すでにハイブリッド化に取り組んでおり、スポーツシリーズのプラグインハイブリッドモデルが最初に登場し、他のモデルがすぐにそれに続く予定となっている。

AUTOCARは、フレウィットを含むマクラーレンの関係者との過去の会話から、次のP1が、電動のフロントアクスルを備えたスプリット・ハイブリッドシステムを搭載すると予想している。

マクラーレン P1
マクラーレン P1

リアは、通常のガソリンエンジンまたは新しいスポーツシリーズで使用されるハイブリッド化されたV6のバージョンによって駆動されるだろう。

ハイブリッド化には、パッケージングと重量の両方の課題が伴うが、EVモデルよりも、バッテリーは、はるかに軽量でコンパクトとなる。

「少量生産メーカーである、わたし達の戦略は、1つのプラットフォームを中心にラインナップを展開することです」

「特定の市場にはEVプラットフォーム、その他の市場やエリアにはハイブリッドプラットフォームが必要となるかもしれません」とフレウィットは語る。

フレウィットは、2035年以降、または今後数年間の状況によっては2032年以降、新しいガソリンおよびディーゼルモデルの販売を禁止するという、英国政府の提案は「驚きであり、喜ばしいものではない」と述べている。

これが、必ずしも非電動のマクラーレンモデルの終焉となるとは限らないとし、また、ハイブリッドが販売禁止対象とはならないよう、他の自動車メーカーと協力してロビー活動を行うだろうとしている。

「EVは、小さな通勤用モデルなどには非常によく合いますが、パフォーマンスカーへの導入には時間がかかるでしょう」

「それぞれの市場やセグメントによって、展開のスピードが違ってくると考えています」

「また、地理的な違いもあると思います。中国など一部の市場では積極的に推進されていますが、導入がゆるやかな地域もあります」

「これらすべてを考慮すると、今後20年または30年間は、いくつかのパワートレインが混在するでしょう」と述べている。

関連テーマ

人気テーマ

 

人気記事