【パンデミックの打撃】ジャガー・ランドローバー 2019年度、557億円の損失 新車好調で、明るいニュースも

2020.07.08

サマリー

JLRは、邦貨にして557億円の損失を計上しました。パンデミックにより、販売が大幅に減少したことが原因ですが、新型モデルの販売と、コスト削減が順調に進んでいることから、楽観的な見通しが立てられています。

もくじ

557億円の損失を計上に
イヴォーク/Iペイスは伸びる

557億円の損失を計上に

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

ジャガー・ランドローバー(JLR)は、3月末締めの会計年度で、4億2200万ポンド(557億円)の損失を計上した。

新型コロナウイルスの大流行による需要の大幅な減少により、昨年末までの利益を相殺する形となった。

レンジローバー・イヴォーク
レンジローバー・イヴォーク

危機の影響とロックダウンにより、JLRの小売は、1月から3月までの間に前年比31%近く減少し、10万9869台となったのだ。

これは、通年の売上高が2018年度(2018年4月~2019年3月)に比べ、12.1%減少したことを意味する。

需要と収益の劇的な減少により、変革計画「プロジェクト・チャージ」のもとで、2019年後半に実現した黒字が相殺されている。

2020年の第1四半期のヨーロッパにおける税引き前損失は、5億100万ポンド(661億円)に上るのだ。

これにより以前の利益が相殺され、売上高は230億ポンド(3兆354億円)、通年では4億2200万ポンド(557億円)の損失となる。

JLRのCEOであるラルフ・スペッツは、「第4四半期のパンデミック以前、ジャガー・ランドローバーは、通年の目標達成に向けて順調に、ビジネス変革を実行してきました」

「また、新型コロナウイルスによって引き起こされた混乱に、迅速に対応してきました」

「わたし達の当面の優先事項は、従業員の健康と安全です。徐々に業務を再開している現在も、それは変わりません」と述べている。

製品面では、明るいニュースも届いている。

 

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