【価格/サイズ/内装は?】プジョーSUV 2008新型、日本発売 EV/最低地上高/カラーを解説

公開 : 2020.09.16 09:05  更新 : 2020.09.16 10:03

プジョーが「新型SUV 2008」を、日本発売しました。100%電気自動車の「e-2008」も登場。299万円~とうい値段設定で、アリュール、GTラインの2グレードを導入。デザイン、外装色、トランクまで解説します。

はじめに SUV 2008の2代目とは

text:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

9月16日。プジョー日本法人は、新型コンパクトSUV「プジョーSUV 2008」と、100%電気自動車の「プジョーSUV e2008」を発売した。

同社では、今回のニューモデル登場を機に、SUV系のモデルに関しては「SUV 2008(エスユーブイ・ニーマルマルハチ)」や「SUV 5008」のように、車名数字の前にSUVを付けて呼称するようになった。

プジョーSUV e2008 GTライン
プジョーSUV e2008 GTライン

さて、プジョー2008は、初代が2012年のパリ・モーターショーにコンセプトが出展され、翌年のジュネーブ・ショーで市販モデルが発表された。その後、東京ショーで日本披露され、翌2014年から日本で販売されている。

2代目となる新型SUV 2008は、この夏に日本発売を果たしたハッチバックの「新型208」をベースにしたSUVであり、その成り立ちは従来型の初代と同様といえる。

日本でも人気を集めそうな「SUV 2008」と「SUV e2008」の概要を紹介していこう。

SUV 2008新型 外観

新型SUV 2008のボディサイズは、全長4305×全幅1770×全高1550mm。

従来型と比べると、145mm長く、30mm幅広いが、車高は20mm低い。ホイールベースは2610mmで、70mmも延長されている。

プジョーSUV e2008 GTライン
プジョーSUV e2008 GTライン

208同様、グループPSA最新のコンパクト・プラットフォームであるCMPによって、従来型よりボンネットは低く長く、タイヤを四隅に配した美しいプロポーションを実現している。

特筆すべきは1550mmに抑えられた車高で、日本の多くの立体駐車場に適合。また、ホイールベースは延長されたが最小回転半径は5.4mと、従来型の5.5mより小さくなっている。サイズは大きくなったが、街中での取り回しは変わらないか、むしろ向上していると言えるだろう。

フロントまわりは堂々とした垂直なグリル、彫りの深いボンネット、ヘッドライトから下に向けて繊細に細くなっていくLEDデイタイム・ランニングライトなどが特徴的。このライトは、新世代プジョーの新しいフロントフェイスのアイコンとなっている。

サイドビューは、ファセット(切り子)のようなシャープかつ大胆な面構成が美しく、ハイライトとシャドーの対比が目を引く。

リアも、プジョーのシグネチャーとなったライオンの爪痕をモチーフにした3つのLEDテールライトが、新型の後ろ姿を特徴づけている。

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