【ケレニウスCEOが語る】メルセデス・マイバッハ 新型Sクラスで次のレベルへ

2020.09.23

サマリー

メルセデスの超高級ブランドであるマイバッハは、新型Sクラスの導入によってブランドを「次のレベル」に引き上げようとしています。ラグジュアリーモデルの可能性について、CEOのオラ・ケレニウスが語りました。

もくじ

ラグジュアリーブランドの挑戦
Sクーペ/カブリオレの将来

ラグジュアリーブランドの挑戦

text:Rachel Burgess(レイチェル・バージェス)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

メルセデスは現在、ラインナップの合理化と収益性の確保が求められる中、サブブランドのマイバッハの拡大に全面的に取り組んでいることを、オラ・ケレニウスCEOが明らかにした。

マイバッハは昨年末に初のSUVである「マイバッハGLS」を発表した。先ごろ世界初公開された新型Sクラスにもマイバッハ・バージョンが用意される予定で、ケレニウスはマイバッハを「次のレベル」に引き上げると表現している。

マイバッハGLS 600
マイバッハGLS 600    マイバッハ

マイバッハを別ブランドとして活用する計画はあるのかという質問に対して、ケレニウスは次のようにコメントした。

「簡単に言えばイエスです。マイバッハには可能性があり、わたし達はその可能性を利用しようと考えています」

「マイバッハは洗練されたラグジュアリーを演出するサブブランドです。AMGの手法を用いて、パフォーマンスではなく洗練されたラグジュアリーに焦点を当てて再導入して以来、大きな成功を収めてきました」

「わたし達はマイバッハGLSを発売したばかりですが、顧客からの反響は非常に大きいものでした」

Sクーペ/カブリオレの将来

マイバッハの主力モデルと並んで、将来的にはさらに少数生産で利益率の高いモデルを検討する可能性もある。

Sクラスのクーペとカブリオレを廃止することで、よりニッチなモデルがマイバッハから登場する機会が増えるのではないかという質問に対して、ケレニウスは次のようにコメントしている。

マイバッハGLS 600
マイバッハGLS 600    マイバッハ

「ビジネスの観点から何をするにしても、生産・人員の最適化、ボリュームとリターンの間にあるスイートスポットをヒットさせなければなりません。わたし達はクルマを愛していますが、バックポケットには非常に鋭い鉛筆を持っています」

「アーキテクチャーにもよりますし、派生モデルにもよりますし、何らかの特別モデルかどうかにもよりますが、経済的に意味があるのであれば、そうします」

 

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