【クルマじゃないと言い切る覚悟】ホンダeをホンダが「つるピカ」「動くスマホ」と表現 背景に割り切り

2020.10.01

サマリー

ホンダ初の量産EVホンダeは8月の先行予約開始11日後に初期ロットが完売しました。可愛らしい風貌、横方向に5連装のディスプレイなど、デザインや装備に特長があります。試乗前にホンダ発表資料を読み解きます。

もくじ

ホンダe、ホンダのまったく新しい発想
割り切った商品「これは、スマホだ」
内外装とも異例 「つるピカ」の真意
航続距離だけがEVの価値じゃない?

ホンダe、ホンダのまったく新しい発想

text:Kenji Momota(桃田健史)

やっと、「ホンダe」にじっくり乗る機会がやってきた。

この1年ほどを振り返ってみると、これまで何度もホンダeに触れてきた。

ホンダe。9月末の報道陣向けの公道試乗会にて。
ホンダe。9月末の報道陣向けの公道試乗会にて。    桃田健史

2019年7月に埼玉県和光市のホンダ関連施設内で、実車を見ながら本田技術研究所の執行役員らに「これからホンダがEVを使って目指す方向性」について聞いた。

同年9月には、ドイツ・フランクフルトモーターショーのホンダブースで、ホンダeのワールドプレミアに立ち会い、欧米ジャーナリストたちから印象を聞いた。

続く10月には、東京モーターショーでは日本のホンダユーザーらから、ホンダeの感想を聞いた。

2020年になり、新型コロナウイルス感染拡大の影響が少しだけ収まった8月後半、都内の商業施設「代官山T-SITE」で開催された、ユーザー向け小規模イベント「ホンダeとつながるWeek」にも足を運んだ。

そして迎えた、9月末の報道陣向けの公道試乗会。

開催場所は、横浜の新港ふ頭の旅客ターミナルに隣接する商業施設「横浜ハンマーヘッド」だ。

試乗する前に、改めてホンダeの商品概要と技術説明を、ホンダから事前に案内されたネット上の情報で確認した。

筆者がこれまでホンダeと接してきた際の取材内容と照らし合わせながら、同車の実態に迫ってみたい。

 

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