【緊急サービス事業拡大】日産「RE-LEAF」試作車発表 リーフを復旧支援車両に改造

2020.10.01

サマリー

日産はリーフをベースにした復旧支援車両「RE-LEAF」の試作車を発表しました。荒れた路面での走破性を高め、双方向充電を利用して災害時や停電時に電力を供給します。こうした取り組みは日産の事業の柱となっています。

タフで頼もしい移動用電源

text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

日産は、電気自動車のリーフをベースに、自然災害時に移動可能な電源となる復旧支援車両のプロトタイプを発表した。

RE-LEAFと名付けられたこのプロトタイプは、「災害復旧における電気自動車の可能性を実証する」ために作られた。

日産RE-LEAF
日産RE-LEAF    日産

RE-LEAFは双方向充電を利用することで、停電に見舞われた被災地への電力供給を可能にしている。

日産のベストセラー車リーフを改造したRE-LEAFは、障害物や落石のある道路でも走行できるよう、標準よりも70mmリフトアップされている。

また、ホイールアーチや泥除けに加えて、フロアパンを保護する「サンプガード」や、オールテレインタイヤを装着した17インチのモータースポーツホイールを装備している。

車内ではリアシートを取り払い、フロントシートとバルクヘッドケージで仕切られた収納スペースを確保している。

ボディカラーはアンバーで、ブルーのアクセントが施されている。

日産の電気自動車部門の責任者であるヘレン・ペリーは、次のように述べている。

「RE-LEAFのようなコンセプトは、災害管理におけるEV活用の可能性を示しており、よりスマートでクリーンな技術が人命を救い、未来に向けてより大きな復旧力を提供できることを実証しています」

緊急サービスは、日産の事業の中でも成長を続けている。日産は2011年から、非常用電源と輸送手段を提供することで、災害からの復興を支援している。

 

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