【新型日産ノート】ライバル戦力図どう変える? 戦々恐々のフィット プリウス顧客まで狙うか ノートSUVは

公開 : 2020.11.26 05:50  更新 : 2021.01.28 18:21

プリウスはライバルではないのか?

もう1点、プリウスとの比較はどうか?

当然ながら、プリウスはコンパクトカーではない。ノートのライバルには、アクアがいる。だが、ノートが2016年にeパワー化してから、ユーザや自動車ディーラーにとっては、「プリウスとノートとの比較」をすることが当たり前になっている。

ノートが2016年にeパワー化してから、ユーザや自動車ディーラーにとっては、「プリウスとノートとの比較」をすることが当たり前になっている。
ノートが2016年にeパワー化してから、ユーザや自動車ディーラーにとっては、「プリウスとノートとの比較」をすることが当たり前になっている。

そもそも、ハイブリッド専用車のアクアが登場した背景には、トヨタの販売店にプリウス購入検討で来店した顧客に対する「もう1つの提案が欲しい」という市場の声があった。

ショールームでプリウスの実車を見て、触って、さらに試乗をしてみて「ちょっとウチ(での利活用)では大きいように感じる」という声に対して、よりコンパクトなハイブリッド車としてアクアの需要が高まったという事実がある。

これに対して、日産ディーラーではノートeパワーが、アクアはもとより、プリウスの購入予定層まで念頭に営業活動をし、結果としてノートeパワーへとお客が流れた。

ノートeパワーの「営業力の高さ」に、多くのトヨタディーラーが困惑した……、という事実がある。

その結果が、日産として史上初となる暦年での国内登録車販売台数No1という実績となった。

では、先代よりコンパクトになったノートでも、「プリウス食い」が起こるのか?

ノートSUVはありか? なしか?

トヨタからすると、確かに新型ノートを強く意識するも、ノートeパワー登場の2016年頃と比べると、市場環境は大きく違う。

ライズ、ヤリス・クロスRAV4という、強固なSUV縦ラインが構築されるなど、トヨタの商品揃えは格段に厚みが増している。

2020年に「ふんわり」とした商品イメージで誕生した新型フィットを要するホンダとしては、新型ノートの「フィット食い」を警戒するのは当然。
2020年に「ふんわり」とした商品イメージで誕生した新型フィットを要するホンダとしては、新型ノートの「フィット食い」を警戒するのは当然。

またプリウスもアクアも現行車はモデル後期となっていることで、トヨタからノートに対する過度な警戒心はないはずだ。

一方で、2020年に「ふんわり」とした商品イメージで誕生した新型フィットを要するホンダとしては、新型ノートの「フィット食い」を警戒するのは当然だ。

もう1点気になるのは、新型ノートの派生車だ。

ヤリスにはヤリス・クロス、フィットにはクロスターがある。

ならば、新型ノートはどうなる?

派生車ではないが、SUVとして見れば、日産には2020年夏導入のキックスeパワーがいる。

ただし、新型ノートを比べるとプラットフォームが違い、またeパワーも初代改良型に留まる。

新型ノートとプラットフォーム共通車では、欧州市場向けで日本未発売の2代目ジュークがいるが、これに第2世代eパワーを搭載してまで、日本導入する可能性は低いと思える。

現状で、日産ディーラーではキックスeパワーに対する評価が高いからだ。

新型ノートを得た日産ディーラー。今後の市場動向を注視していきたい。

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