【価格/内装は?】ホンダ N-BOX(Nボックス)/カスタム改良新型 マイナーチェンジを解説 コーディネートスタイル登場

公開 : 2020.12.24 11:30  更新 : 2021.10.11 09:40

改良新型Nボックス 内装

インテリアは、エクステリアほどの変更はされていない。ノーマル、カスタムともカラーリングの変更などで、イメージを一新している。

ノーマルでは、インテリアカラーは安心感を与えるようなダークブラウン基調へと刷新した。

上:改良新型NボックスEX前席内装(オプション装着車)/下:改良新型NボックスLスロープ前席内装
上:改良新型NボックスEX前席内装(オプション装着車)/下:改良新型NボックスLスロープ前席内装

さらにステアリングスポークにはホワイト塗装の加飾を、ダッシュボードやドア内張りにはホワイトマット&グロスの加飾が加えられ、アクセントとなっている。

シート地はトリコットで、べージュとグレージュの2トーン。グレードによるが、フロントシートはベンチシートと助手席スーパースライドシート(57cmのスライドが可能)を設定。また、シートバック・テーブルは標準装備されている。

カスタムでは、従来型でも定評のあったブラックのインテリアカラーやシート表皮は継承しつつ、ガンメタリックも加えたマルチブラック塗装の加飾とし、深みのある奥行き感を付与。

シート地はノーマルと同じトリコットだが、シートバックのセンターにはガンメタのストライプがアクセントに入れられ、上質で硬派な印象へと進化させている。カスタムにも、グレードによるが助手席スーパースライドシートが設定され、シートバックテーブルも標準装備されている。

「コーディネートスタイル」とは

今回、新たに加わった「コーディネートスタイル」は、「ノーマル」と「カスタム」の両方に設定されている。

「ノーマル」のコーディネートスタイルは、2トーンの外装色をブラウンのルーフで統一。ドアハンドルはメッキとし、ディッシュタイプのホイール(スチールホイール+ハーフキャップ)を装着した。

改良新型NボックスLコーディネートスタイル(プレミアムアイボリー・パールII&ブラウン)/改良新型Nボックス・カスタムLターボ・コーディネートスタイル(ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー)
改良新型NボックスLコーディネートスタイル(プレミアムアイボリー・パールII&ブラウン)/改良新型Nボックス・カスタムLターボ・コーディネートスタイル(ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー)    上野和秀

内装は、ダークブラウンのインテリアに加えて、ブラウン色調に塗装した加飾をステアリングスポークやダッシュボードなどに。また、ブラウン色調のシート表皮を採用することで、仕立ての良さを引き立てたスタイルとしている。

「カスタム」のコーディネートスタイルは、グリルなどのメッキはダークメッキの加飾とし、色調を揃えたカラークリア仕上げのアルミホイールで重厚感のあるスタイルとしている。ボディカラーにはホンダの軽自動車では初のプレミアムクリスタルレッド・メタリックなど3色を設定。

インテリアは、ブラック基調の内装にマルチボルドーの塗装加飾をステアリングスポークやダッシュボードなどに加えている。

シート地には、これもホンダの軽自動車としては初採用のフル合皮(プライムスムース)を用いており、シートバックのセンターにはボルドーのストライプのアクセントが入ることで高級感あるスタイリングになっている。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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