ブリヂストン発祥の地は福岡県久留米市 70周年を迎えた『石橋文化センター』とは【バラの庭園や美術館も】
公開 : 2026.05.25 17:05
ブリヂストンの発祥の地が福岡県久留米市なのはご存じでしょうか。同地の石橋文化センターにおいて行われた、次世代タイヤ『エアフリー』の実証実験を取材した篠原政明が、ブリヂストン関連施設をレポートします。
石橋正二郎氏が久留米市に寄贈した総合文化施設
次世代タイヤ『エアフリー』の実証実験取材で、ブリヂストン創業の地である福岡県久留米市を初めて訪れた。
ここには『石橋文化センター』や、ブリヂストンのマザープラントである久留米工場などがある。取材ののち、短時間だが主要な施設を見学することができたので、その概要を紹介しよう。

福岡空港から高速バスで約50分、JR久留米駅からでもバスで約15分のところに位置する、石橋文化センター。1956年にブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏が久留米市に寄贈した総合文化施設だ。約6万6千平方メートルもの広大な敷地に、さまざまな花が咲き誇る庭園(取材時はバラが満開!)をはじめ、久留米市美術館や石橋正二郎記念館、音楽ホールや図書館などを備える。
開園時には体育館やプールなどもあったが、時代の流れとともに園内施設も変遷し、今年で70周年を迎えた。
今年リニューアルオープンされた石橋正二郎記念館
石橋正二郎記念館は、石橋文化センター開園60周年の2016年に、石橋美術館別館を改修してオープンした。開館10周年を迎えるにあたって昨年から改修工事が行われ、今年2月にリニューアルオープン。
ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏は、生涯を通じて故郷である福岡県久留米市の発展に尽くした。館内の2階に上がると、まず壁面には正二郎氏の実績を『事業』、『教育』、『芸術・文化』という3つの視点から紹介するイントロダクションコーナー、正二郎氏の数々の事績を紹介する年譜コーナーが展示されている。

そして、足袋、地下足袋、タイヤ、オートバイや自動車など、正二郎氏の手がけた事業の展開を示す模型や当時の広告資料などを展示。また、石橋文化センターの開園時と現在の姿を模型化することで、時代とともに敷地が広がり施設が変遷した様子を確認することもできる。
さらに、55インチの大型ディスプレイに表示された7つのキーワードをタッチすると、正二郎氏のさまざまなエピソードも知ることができ、一部はクイズ形式になっているなど、大人でも子どもでも楽しめるコンテンツが展開している。英語表記も可能だ。
正二郎氏や石橋文化センターだけでなく、久留米市とのゆかりについてもタブレットや関連書籍で閲覧できる情報ライブラリー、映像視聴コーナーなどもあり、石橋正二郎氏の人となりから今日のブリヂストンの発展を広い視野で知ることができる。クルマ関連業界に身を置く者なら、ぜひ一度は訪ねてみるといいだろう。




















































