【トヨタ、減産の影響は?】6月の登録車販売 車名別トップ10 新型ノート、ヴェゼルが食い込む

公開 : 2021.07.07 06:25

軽の1位はNボックス 登録車/軽の合計は?

軽自動車については、再びスーパーハイトワゴンがトップ3を占める。

首位に立ったのは、昨年12月に商品改良を実施したホンダNボックスで、前年同月比12.4%増(1万7479台)を達成して19か月連続での頂点に輝く。

軽の1位はもちろん改良型のNボックス。登録車/軽の合計ランキングでも、減産が響いたヤリスを上回り、Nボックスが10か月ぶりに首位に返り咲く。
軽の1位はもちろん改良型のNボックス。登録車/軽の合計ランキングでも、減産が響いたヤリスを上回り、Nボックスが10か月ぶりに首位に返り咲く。    ホンダ

続く第2位には、半導体不足による減産の影響で同21.2%減(9516台)にとどまったスズキスペーシアが、前月と同順位で位置。そして第3位には、同24.0%増(9006台)を販売したダイハツタントが、やはり前月と同順位で入った。

1位:ホンダNボックス(1万7479台)
2位:スズキ・スペーシア(9516台)
3位:ダイハツ・タント(9006台)
4位:ダイハツ・ムーヴ(8623台)
5位:スズキ・ハスラー(7241台)
6位:ダイハツ・ミラ(5419台)
7位:ダイハツ・タフト(5172台)
8位:日産ルークス(4859台)
9位:スズキ・アルト(4670台)
10位:ホンダNワゴン(3772台)

ニューモデルの動向を見ていこう。5月に一部改良を図ったダイハツ・タフトは、同1.8%増(5172台)を販売して第7位にランクイン。また、昨年11月に全面改良したホンダNワンは、同4941.9%増(2168台)を達成して第15位に入る。

さらに、4月に一部改良を実施したダイハツ・コペンは同46.5%増(312台)。3月に特別仕様車のモデューロXバージョンZを発売するとともに2022年3月での生産終了を発表したホンダS660は、同40.7%増(370台)を記録した。

登録車・軽の合計ランキングは?

なお、登録車と軽自動車を合わせた6月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが10か月ぶりの首位となり、半導体不足の影響で減産したトヨタヤリスが第2位にランクダウン。

そして、トヨタ・ルーミー、スズキ・スペーシア、トヨタ・カローラの順で後に続き、9か月ぶりに登録車がトップ5のうちの3モデルを占めた。

また、2021年度上半期(2021年1月~6月)の車名別ランキングでは、トヨタ・ヤリスが初の首位を獲得。以降はホンダNボックス、スズキ・スペーシア、トヨタ・ルーミー、ダイハツ・タントの順位となった。

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