トヨタ、約35万台リコール シエンタ/ハリアー/レクサスNXなど12車種

公開 : 2022.04.14 05:25  更新 : 2022.04.15 10:41

トヨタは、2022年4月13日、シエンタ、ハリアーなど計12車種、約35万台のリコールを国土交通省に届け出ました。

シエンタでエンジン破損のおそれ

トヨタは、2022年4月13日、シエンタ、ハリアーノアヴォクシーをはじめ、レクサスNXなど計12車種、34万8152台(2015年5月~2022年4月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、シエンタのハイブリッドモデルのカウルルーバにおいて、サービスホールカバー部の防水機能が不適切なため、経年で防水性が低下し、雨水などがエンジンのインジェクタ取付部から燃焼室に浸入することがあるという。最悪の場合、エンジンが破損し、走行不能になる可能性がある。不具合は27件報告されている。

トヨタ・シエンタ(2015年5月7日~2022年3月12日製造)が対象に
トヨタ・シエンタ(2015年5月7日~2022年3月12日製造)が対象に

このほか、横滑り防止装置(VSC)の制御プログラムや、エンジンルーム内のショックアブソーバ取付部付近のボデーの不具合にて、ハリアー、RAV4(PHVを含む)、ミライ、ランドクルーザー、レクサスブランドのNX、LS、LXがリコールの対象となった。

また、ディスプレイオーディオの不具合にて、ノア、ヴォクシー、レクサスNX、LXがリコールの対象となった。

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    AUTOCAR JAPAN

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