メルセデス・ベンツSクラス リコール届出 エアバッグが適切に展開しないおそれ

公開 : 2022.04.27 17:35

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツSクラス計158台のリコールを国土交通省に届け出ました。

乗員補助拘束装置の不具合

メルセデス・ベンツ日本は、2022年4月27日付で、メルセデス・ベンツSクラス(2020年12月16日~2021年4月21日輸入)計158台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によるとSRS(乗員補助拘束装置)コントロールユニットにおいて、製造時の取付けが不適切なため、確実に固定されていないものがあるという。

メルセデス・ベンツSクラス(2020年12月16日~2021年4月21日輸入)が対象
メルセデス・ベンツSクラス(2020年12月16日~2021年4月21日輸入)が対象

そのため、事故などの衝突時にエアバッグが適切に展開しない、あるいは走行中の振動で正しくない加速度値を検出することで突然エアバッグが展開し、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがある。

ドイツ本社からの情報により届出となった。なお、この不具合における事故の報告はなされていない。

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事