約1000台の『スズキ・ジムニー』から厳選? 初の公式ファンイベントで出会った個性派たち!

公開 : 2026.05.13 11:45

初の公式ファンイベントとして開催された、『ジムニー・デイ・イン湖西市』。会場となったボートレース浜名湖対岸駐車場には、約1000台、約2000人が集まりました。その中から高桑秀典が、3台の個性派ジムニーを紹介します。

タフ&ニートで知られる1982年式SJ30型

初のスズキ公式ジムニー・ファンイベントとして3月28日に開催された、『ジムニー・デイ・イン湖西市』。鈴木俊宏社長も来場し、会場となったボートレース浜名湖対岸駐車場に約1000台、約2000人が集まった。

参加車は4代目となる現行型が大半を占めたが、往年のモデルで参加したベテランも多数参加。ここでご紹介する中村良夫さん(取材時年齢72歳)の愛車は、タフ&ニートのキャッチコピーで知られる1982年式のSJ30型だった。

中村良夫さんの愛車は、タフ&ニートのキャッチコピーで知られる1982年式のSJ30型。
中村良夫さんの愛車は、タフ&ニートのキャッチコピーで知られる1982年式のSJ30型。    高桑秀典

「LJ50型水冷2サイクル直列3気筒エンジンの排気量が539ccになったばかりのSJ10型、幌仕様に10年ぐらい乗って、22年前に後継モデルとなるSJ30型のFMタイプ1に乗りかえました」

リアの荷室をパジェロのイメージで自作

自動車趣味の大先輩となる中村さんは手先が器用で、何とリアの荷室をパリダカで活躍したパジェロのイメージで自作していた。

「アルミとポリエチレンの合板を組み合わせてシェルを造り、窓の部分にポリカーボネート板を付けました。アールになっているところは雨樋を流用しています」

陸運局に強度計算を提出し、フロントブレーキをドラムからディスクに変更している。
陸運局に強度計算を提出し、フロントブレーキをドラムからディスクに変更している。    高桑秀典

中村さんの創意工夫はそれだけにとどまらず、エンジンの熱を利用して42度の温水シャワーがマイコン自動制御で出るようにしており、趣味のカイトサーフィン時に活用しているそうだ。JA11型の4サイクル用タコメーターも抵抗値を変えて後付けしている。

車検公認ひとり乗り仕様で、3Dプリンターで作った自車などが飾られた広い車内はサーフボード置き場になっており、鈴木社長も感心していた。

ダムドのフロントグリル装着を前提

本岡直樹さん(取材時年齢36歳)は、ダムドのフロントグリルを装着する前提でジムニーを購入した。

「もともと最新のジムニーが欲しいと思っていたんですね。それで地元の道端にあったスズキ・ディーラーの看板を見て、新車の見積もりをもらいに行き、この金額なら買えると思いました。

本岡直樹さんは、ダムドのフロントグリルを装着する前提でジムニーを購入。
本岡直樹さんは、ダムドのフロントグリルを装着する前提でジムニーを購入。    高桑秀典

外装をイジることを想定し、ダムドのフロントグリルありきで考え、同ブランドのエクステリアパーツを取り扱っている3つのディーラーでもらった見積もりを比較し店舗を選択してます。試乗することなく660cc一択でオーダーし、半年待って新車が2025年4月4日納車されました」

主に休日のドライブに使っているらしいが、先日4連休を利用して関西から千葉県成田市まで遠征。ダムドのフロントグリルを装着しているジムニーの集まりに参加したそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

関連テーマ

おすすめ記事