アウディ史上最大級の新型SUV『Q9』インテリア初公開 後席の快適性重視、豪華な3列シート採用 7月29日正式発表へ

公開 : 2026.05.13 07:25

アウディの新型高級SUV『Q9』のインテリアが公開されました。『A8』の間接的な後継となるフラッグシップモデルで、後部座席の乗員の快適性を重視した豪華な室内空間を備えています。正式発表は7月29日の予定です。

A8に代わるフラッグシップモデル

アウディは、まもなく登場予定の新型フラッグシップモデル『Q9』のインテリアを公開した。「室内空間と高級感の新たな基準を打ち立てる」とされている。

新型Q9は、最近生産終了した高級セダン『A8』の間接的な後継となる高級SUVで、7月29日に正式発表される予定だ。欧州では今年後半に発売される見込み。

新型Q9のインテリア
新型Q9のインテリア    アウディ

アウディ史上最大かつ最も豪華なモデルで、価格はまだ発表されていないが、10万ポンド(約2130万円)前後、あるいはそれを若干上回る水準になると予想される。

新型Q9は、これまでA8が担っていたエグゼクティブカーとしての役割を引き継ぐため、後部座席の乗員の快適性に主眼が置かれている。今回公開されたインテリアの画像からも、その意図が明確に見て取れる。

主な特徴として、自動開閉ドア、透明度を調節可能な1.5平方メートルのパノラミックルーフ、アルパカ繊維やナッパレザーといった高級素材、そして6人乗り仕様におけるヒーター&ベンチレーション機能付きシート(リア)などが挙げられる。

コックピットも最新のレイアウトだ。3つのデジタルスクリーン(11.9インチのインパネ、14.5インチのセンタータッチスクリーン、10.9インチの助手席用タッチスクリーン)に加え、2つのスマートフォン用ワイヤレス充電パッドと1Lボトルが収まる大きさのカップホルダーを備えた、まったく新しいセンターコンソールが採用されている。

メインターゲットは米国、中国、中東

アウディのゲルノート・デルナーCEOは「クルマは単なる移動手段以上の存在であり、お客様にとっての移動式リビングスペースとなっています。高級素材、個別に電動調整可能な可変シートレイアウト、そして自動ドアは、当社の新型フルサイズSUVにおける品質へのこだわりを示しています」と述べた。

欧州や英国でも販売される予定だが、Q9は主に米国、中国、中東市場におけるアウディの販売拡大を目的としている。

新型Q9のプロトタイプ
新型Q9のプロトタイプ    アウディ

技術的な仕様詳細はまだほとんど明らかにされていないが、最近目撃されたプロトタイプによると、大型ボンネットと「シングルフレーム」グリルの新バージョンが採用されるようだ。

新型Q9には、親会社であるフォルクスワーゲン・グループのプレミアム・プラットフォーム・コンバッション(PPC)の拡張版が採用される見込みだ。スポーティな『SQ9』(仮称)にはツインターボチャージャー付き4.0L V8ガソリンエンジンなどが搭載されるだろう。

また、Q9の兄弟車として、ポルシェの新型フラッグシップSUV(コードネーム:K1)も開発が進行中だ。いずれもスロバキアのブラチスラバにある工場で生産される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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