テスラ・モデル3 リコール届出 約1400台対象 タッチスクリーン不具合 操縦に影響のおそれ

公開 : 2022.06.01 19:25

テスラ・モーターズ・ジャパンは、「モデル3」計1420台のリコールを国土交通省に届け出ました。

タッチスクリーンの不具合

テスラ・モーターズ・ジャパンは、2022年6月1日付で、テスラ・モデル3(2021年10月27日~2022年2月16日輸入)計1420台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、急速充電中またはその準備中に、タッチスクリーンの演算処理装置の冷却プログラムが不十分なため十分な冷却がおこなわれない場合がある。

テスラ・モデル3(2021年10月27日~2022年2月16日輸入)が対象
テスラ・モデル3(2021年10月27日~2022年2月16日輸入)が対象

そのため、演算処理装置の処理速度の低下や再起動がおこなわれ、タッチスクリーンが映らない、あるいは遅延し、最悪の場合ドライブモード(ドライブ、ニュートラル、リバースなど)や警告などの操縦装置などにかかる必要な表示がおこなわれず、衝突危険性が高まるおそれがあるという。

改善策として演算処理装置の温度管理、および高温動作を改善するプログラムを配信する。

アメリカ本国メーカーからの情報によりリコールの届出となった。

なお、日本国内における同様の不具合や事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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