三菱ふそう バス「エアロスター」リコール届出 乗降装置不具合 約2600台対象

公開 : 2022.06.15 05:25

三菱ふそうは、エアロスター計2610台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

グライドスライドドア不具合

三菱ふそうは、2022年6月14日付で、エアロスター(2014年7月18日~2021年12月8日製造)計2610台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、大型路線バスなどにおいて、前側乗降口のグライドスライドドア上部に装着されているターンバックルの強度が不適切なため、ターンバックルに亀裂が生じるものがある。

三菱ふそうのバス「エアロスター」の一部機種が対象
三菱ふそうのバス「エアロスター」の一部機種が対象    三菱ふそう

そのため、そのままの状態で使用を続けると、ターンバックルが折損してドアの開閉が出来なくなるおそれがあるという。

改善策として全車両グライドスライドドアのターンバックルを対策品に交換する。

市場からの情報提供によりリコール届出。同様の不具合は19件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

記事に関わった人々

  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事