スズキ・エブリィ、日産NV100クリッパーなど リコール届出 約9000台対象

公開 : 2022.07.28 17:45

スズキは、エブリィのほか、OEMモデルの日産NV100クリッパーなど、計9011台のリコールを届け出ました。

ヒーターユニットの不具合

スズキは、2022年7月28日付で、エブリィのほか、OEMモデルの日産NV100クリッパー、マツダ・スクラム、三菱ミニキャブ(2022年3月21日~2022年5月31日製造)計9011台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、マニュアルエアコンのヒータユニットにおいて、吹出し口切替え機構の構造が不適切なため、高温条件下で吹出し口切替えダイヤルを素早く操作すると内部部品が外れ、操作不能になる場合がある。

スズキ・エブリィの一部機種が対象
スズキ・エブリィの一部機種が対象    スズキ

そのため、デフロスターが使用できず前面ガラスの視野を確保できなくなるおそれがあるという。

改善策として、全車両、ヒータユニットに内部部品の外れ防止用ブラケットを追加する。

また、吹出し口切替えケーブルを点検し、曲がりのあるものは当該ケーブルを新品に交換する。

市場からの情報によりリコール届出となった。同様の不具合は6件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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