ルーフには夢とストライダー!ギア感満載『スズキ・エブリイワゴン・ワンパクライダー』は市販化期待

公開 : 2026.01.14 11:45

スズキは、1月9~11日に幕張メッセで開催された『東京オートサロン2026』において、『スズキ・エブリイワゴン・ワンパクライダー』を出展しました。デザインを担当した鈴木正哉さんに内田俊一がインタビューします。

ワンパクライダーでストライダーレースに行こう

スズキは、1月9~11日に幕張メッセで開催された『東京オートサロン2026(TAS)』において、『スズキ・エブリイワゴン・ワンパクライダー』を出展。外遊びが好きなファミリーが週末にストライダーレースに参加するシーンを想定し、アウトドアシーンに映えるアクティブなカスタマイズを施したコンセプトモデルだ。

エブリイワゴンは十分な積載性を誇る軽1BOXということもあり、仕事から趣味性の高いプライベート活動まで幅広く愛されている軽自動車。今回のエブリイワゴン・ワンパクライダーは、その特徴をさらに伸ばした。

『スズキ・エブリイワゴン・ワンパクライダー』のデザインを担当した鈴木正哉さん。
『スズキ・エブリイワゴン・ワンパクライダー』のデザインを担当した鈴木正哉さん。    内田俊一

デザインを担当した鈴木正哉さんによると、『外遊びが大好きな小さいお子さんのいるファミリー用のカスタマイズカー』として作成。後席にチャイルドシートをつけても荷室がしっかり確保できるという特徴をアピールしている。

想定したシチュエーションは、「お父さんが子供にペダルのない足こぎ自転車、ストライダーを与えたが、お父さん自身がストライダーのカスタマイズにハマってしまい、家族でレースに出場。その時に、このワンパクライダーを使って会場に行こうというシーン」だそう。

今回の展示ではストライダー社とコラボレーションし、4台特別カスタマイズしたストライダーも用意された。

タフでワイルドなアウトドアギア感

具体的な架装として、アウトドアギアのような仕立てにしている。

ルーフにはストライダーを積載するスタンドやルーフボックス、サイドカーテンタープを装備。

ルーフにはストライダーを積載するスタンドやルーフボックス、サイドカーテンタープを装備。
ルーフにはストライダーを積載するスタンドやルーフボックス、サイドカーテンタープを装備。    山田真人

「アウトドアでクルマをベースにしたくつろぎ空間として使えますし、車内に積みきれないちょっとした荷物はルーフボックスに積みながらレースに参加も出来るでしょう」と鈴木さん。

スペアマシンを3台乗せられる形のラックも製作し、タフでワイルドなアウトドアギア感あふれるカスタマイズとして仕上がっている。

カラーリングは、マジェスティックディープグレーという専用色。ルーフをブラックにした2トーンで全体を引き締めることで、よりタフでアクティブなイメージとなった。グラフィックは、エブリイのロゴとその下に型式のDA17Wが配された。

今回ユーザーを『2輪車も所有している』と想定したため、ライダー系のアウトドアギアカスタム感を演出。現在のジャンルとは違うが、見た目でもワクワクする感じで仕立てているとのことだ。

また、ギア感を表現するアクセント色としてオレンジを採用。リクエストスイッチ(ドアのロックアンロックのボタン)のベゼルだけオレンジにすることにも挑戦したそうだ。さらにワンパクライダーのロゴもオレンジ系にすることで、ギア感をより高める効果を狙っている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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