ケン・ブロックの最新EVラリーカー 「アウディ・フーニトロン」一般公開

公開 : 2022.08.19 19:05  更新 : 2022.08.20 14:02

アウディは、ケン・ブロックと製作したワンオフ車「S1 eトロン・クワトロ・フーニトロン」を一般公開。1987年のラリーカーからインスピレーションを得た車両で、彼のビデオシリーズにも登場する予定です。

1987年のラリーカーにインスパイア

アウディ・スポーツは、ラリードライバーのケン・ブロックが製作したワンオフの「S1 eトロン・クワトロ・フーニトロン(S1 E-tron Quattro Hoonitron)」を初めて一般公開した。

1987年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで優勝したラリーカーをモチーフに、アウディRS eトロンGTをベースとして、ケン・ブロックの要望に応じて大幅な改造を施した車両だ。

モントレー・カー・ウィークで一般公開されたアウディS1 eトロン・クワトロ・フーニトロン
モントレー・カー・ウィークで一般公開されたアウディS1 eトロン・クワトロ・フーニトロン    AUTOCAR

性能の詳細はまだ明らかにされていないが、ブロックは「停止状態から直接、150km/hでドーナツターンができる」と語った。

アウディ・スポーツが開発し、スタイリングはアウディのデザイン責任者であるマーク・リヒテが担当した。デザインのインスピレーションは、1987年にパイクスピークに出場したスポーツ・クアトロS1から得たという。

リヒテは、「ブランドのアイコンと未来を融合させたクルマを開発する機会に恵まれました」と語る。開発プロジェクトに要した期間はわずか4週間で、デザインプロセスにはブロックも広く関わったという。

ブロックは次のように述べている。

「S1フーニトロンは、アウディが1980年代に名を馳せた要素を組み合わせたものです。アウディのデザイナーが自社の歴史からインスピレーションを得て、ユニークな技術や外観を作り上げたのは素晴らしいことだと思います」

ブロックは2021年11月にこの車両のテストを行った。彼の大人気ビデオシリーズ「ジムカーナ」の最新作である「エレクトリカーナ(Elektrikhana)」で使用する予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。愛知県在住。幼い頃から自動車/戦車/飛行機/宇宙船など乗り物全般が大好物。いつかすべての乗り物を手に入れることを夢見ている。最近はバイクの魅力に気づき、原付と中型を衝動買いしてしまった。大学卒業後、不動産営業と記事制作ディレクターを経て2020年に独立し、フリーランスとして活動開始。現在に至る。

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